家づくりマネー講座、早くも第3回目ついに完結です。
家づくりも中盤戦に差し掛かりました。
最後は、私たちが実際に経験した「ほっこりしたローンの契約」と「手続きパニック」、「巨額な追加費用の恐怖」そしてそれをどう乗り越えたかの全記録をお届けします。
【手続きの壁】銀行での2時間半と、消えた権利書!?

家族全員で挑んだ金消契約(ローンの最終契約)。銀行員さんの丁寧な説明にウトウトしつつも、金利の見直しルールを聞いて「いよいよ始まるんだ」と身が引き締まりました。
持ち物も最終チェックをして持ってきたと思ったが、ここで同席した司法書士さん(土地の持ち主を国に登録してくれるプロ)から一言。
「……権利書の一部、足りませんね」
この言葉に家族全員、一瞬で血の気が引きました。
持ってきた権利書以外あったかな・・・とおばあちゃんも青ざめつつ帰宅後、権利書探しをしました。
結局、夜にメールで再度権利書を確認した結果で全て揃っていたので一安心でしたが、もし紛失していてもお金と時間はかかりますが再発行に近い手続きは可能だそう。
「足りないものは、お金とプロの知恵で解決できる」と学びつつ、冷や汗の出る経験でした。
【ほっこり談】営業マンの粋な計らい

余談にはなりますが、ちょっとほっこりした話をさせてください笑。
私たちの不信感を買っていたポンコツ担当者も手配に動いてくれていたのですが、メインの営業担当さんが「彼らに嫌な思いをさせないよう、銀行では彼の名前を出さないで」と口添えしてくれていたみたいなんです。
ところが銀行員さん、いつもの癖でポンコツ担当者の名前を呼んでは「あ、失礼しました、建築会社様ですね」と訂正すること5回。 夫と顔を見合わせ「営業さんの粋な計らいが台無し(笑)」と笑ってしまいましたが、同時に「やっぱりこの会社に頼んでよかったね」と改めて安心と信頼を感じた瞬間でした。
【想定外の壁】地中から現れた「ラスボス」と220万円

金消契約の約2週間前、建物もなくなり綺麗に更地になった土地から現れたのは、縦4mの巨大な浄化槽と大量のガラ。
以前おばあちゃんが昔の家はボットントイレでコンクリートが埋まっていると言っていたが、そっくりそのまま地中に埋まっていました。
そしてこの撤去にかかった追加費用は、なんと220万円。
220万・・・。
想定はしていたとはいえ、いきなり220万の追加費用と見たこともないどデカい巨大コンクリートは「マジか・・・」って言葉以外に出ないぐらい衝撃的でした。
まさに「土の中は最強のブラックボックス」。私たちは融資を増額して対応しましたが、これから建てる方は、最初から解体整地費用として「予備費」を多めに予算に組み込んでおくことを強く、強くおすすめします。
家づくりの資金計画で一番辛いのが見えていないもの、生活に関わらないものに費用がかかることです。必ず撤去しなければいけないものですが、出てきた時の心労が凄まじいので解体がある場合は必ず出てくると思って心の準備をして下さい。
出てこなければラッキーです!
すべてをさらけ出した先にある「楽しみ」

金消契約(ローン契約)が終わればあとは粛々と現場が進むのを待つばかり。
初めて自分たちの金消契約をやってみて感じたことは今までお金の話はタブー、話してはいけないことと思い込んでいたし、親族の援助や自分たちの貯金額を話すのは、手汗をかくほど緊張もするし恥ずかしかった。
でも、家族で腹を割って話し合い、プロと一緒に「どこにお金をかけ、どこを削るか」を仕分けした今、私たちの心にあるのは不安ではなく「新しい家が建つことへの純粋なワクワク」だけ。
泥臭いやりくりの先に、最高のマイホームライフが待っていると確信しました。
あともう一つ。
お金といういつも話さないことを腹を割って話した結果、私たち家族はより一層強固な絆を手に入れました。
それは夫婦だけではなく、おばあちゃんや義母に関してもそうです。今まで腹に溜めていた色々な思いや考えを出せたことで滞っていた何かが良い方向へと変わりみんな素直に話をしたりストレスのない関係性に変わっていきました。
さらけ出すことはパワーのかかることですが、やった先には理想のマイホームだけではなく、複利として素敵な家族関係や生活も手に入ります。
迷っているあなたへ 後悔しないための「第一歩」
「わが家の場合、追加費用を含めていくら用意すればいいの?」 「自分たちの理想を叶える間取りと、現実的な予算を知りたい」
そんな風に1人で悩んでいるなら、まずはプロに「自分専用の計画書」を作ってもらうのが一番の近道です。
私がおすすめなのは、ネットから無料で依頼できる「タウンライフ家づくり」。
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